結婚式会場といえばお花に囲まれている印象がありませんか?
お花によって彩られる結婚式会場はまさに今から結婚する新郎新婦の門出をお祝いしている雰囲気を出してくれますよね。
だからこそ、そこをケチるととても寂しい印象の会場になってしまいます。
今回は会場を彩る装花について解説していきたいと思います。
装花って何?
装花というのは会場に使われているものを彩るための花々のことです。
会場の入り口やテーブルの上にお花が飾られていることが多いと思いますが、それも装花にあたります。
そうした装花は実は結婚式前に新郎新婦によって決めなければならないのです!
自分たちの結婚式を彩るための花をどこにどんな風に飾るのかを決めるのはとても大変な作業です。
というのも、装花にはとてもたくさんの種類があるんです!!
そこにどんな花を使うのか。
花だけでなく小物の色とも併せて色々決めていかなければならなくなります。
プランナーさんと相談しながら、節約しつつ理想の会場をつくり上げる装花をどう決めるべきかというコツを今回は紹介していきたいと思います。
装花にはどんな種類があるの?
祭壇装花
こちらは祭壇やその両脇に飾る花のことです。
結婚式の神聖な雰囲気に合わせて白いお花と緑の葉を添えるといった装花にする方が多いようです。
こちらは結婚式料に含まれている場合もあるので確認しましょう。
大体相場としては2万円~5万円です。
チェアフラワー
結婚式に行くと椅子脇にお花が飾ってありますよね?
基本的にバージンロード側に飾られるのがチェアフラワーです。
こちらも結婚式料に含まれることがあるので、確認しておきましょう。
あっても無くてもいいですが、撮影などを華やかにするためには是非とも設置したいところです。
椅子の数によって値段が変わってきますが、相場としては500円~2,000円×椅子の列数というような計算をすればいいでしょう。
お花の色としてはやはりこちらも祭壇装花との兼ね合いで白系の花で揃える方が多いようです。
人によってはバージンロードに花びらを敷き詰めるなんて人も!?
予算に余裕があるのであれば、是非ともやってみたい演出ですね!
メイン装花
披露宴会場で新郎新婦が座る高砂を彩る装花のことを指します。
この装花が会場のイメージを決定づけると言っても過言ではありません!
メイン装花を中心に会場全体の色やテイストを決めていく事になるでしょう。
定番はモコモコと中心を飾るスタイルでしたが、最近は個性的なメイン装花が増えているようです。
色も白にこだわらず、新郎新婦のイメージに合ったものが採用される傾向にあるようです。
花以外にも小物を置いたりする演出もありますね。
予算としては5万~10万円といったところでしょうか。
是非ともプランナーさんとの相談は綿密に行っておきたい場所の装花です。
ゲストテーブル装花
ゲストの方のテーブルの上に飾る装花になります。
これに関してはゲストの方が一番見る部分になるので、ケチらずに予算を奮発される方が多いようですよ。
テーブルの数だけお金がかかるので、工夫して豪華に見えるよう節約する手段なんかも!?
後程説明させていただきますね♡
相場に関しては8,000円~15,000円×テーブル数です。
しかし、これは低めに見積もったものらしいので実際はもっとかかるとみていいでしょう。
ナプキンフラワー・トーションフラワー
こちらはゲストの方の座るところに置かれているお皿の上に1輪花を置いておくという演出です。
海外ではやっている演出ですが、とてもおしゃれなので是非とも取り入れたいところです。
予算としては300円~800円×人数になるので、こだわりのある花嫁さんはぜひともナプキンフラワー・トーションフラワーに挑戦されてはいかがでしょうか?
ウェルカムスペース装花
ウェルカムスペースには持ち込みアイテムを飾る花嫁さんが多いですが、花で埋め尽くすというのもロマンチックだと思いませんか♡
ウェルカムスペースを上手く飾る自信がないという方に是非ともお勧めしたい装花です。
相場は1万~5万円程度です。
このほかにもケーキ装花やマイク装花、そしてグラス装花などといったものもあります。
こうした小物に花をつけていくおしゃれな演出にもお花は欠かせません。
それだけに、結婚式に使われるお花のデザインはとても重要になってくるんです!!
装花をひと工夫!デザインで気を付けるべき点と節約方法
テーブルクロスに補色を取り入れる!
先ほどのゲストテーブル装花ですが、節約させるためのポイントがあります!
クロスに彩りを添えることです。
ライナーを1枚敷くことにより、テーブルが華やかに見えます!!
白いテーブルに花があるだけだとどうしても味気なくなってしまいます。
そのため、ライナーを上手く活用してお花を少量に抑えることで節約になるのです!!
ちなみにライナーは1枚1,000円くらい~です。
ぜひともライナーを活用して、ゲストテーブルを彩りましょう♪
生花と造花を混ぜてみる!
生花だけですべてを飾るととても高くついてしまいます。
そのため、生花の中に造花を混ぜてみるといったことでこっそり節約しちゃいましょう。
特に人があまり近づかないような場所は造花でも十分です。
生花と造花の使い分けが節約のポイントですよ!!
小物の色を工夫してメリハリある会場に!
テーブルクロスも白く、会場の椅子も白いと会場全体が真っ白くなってしまいます。
そのため、椅子の色を赤や青にしてみるといったメリハリのある演出をするだけで大分印象が変わります。
また、キャンドルの色をピンクやオレンジにしてみたり、カラフルなプレゼントボックスを飾ってみるなどの小物づかいが大切です。
メイン装花の色に合わせた色遣いをするとはずれがありません。
会場全体をカラフルで豪華に見せるためにも無難な色だけでなく、カラフルな印象を与えることも大切ですよ!
花だけじゃない!緑を取り入れることで神聖な印象を
花だけを飾っていると全体的にふわふわした印象になってしまいます。
もちろん、結婚式の雰囲気にはあっているのですが、やはり結婚は神聖なものです。
神聖さをアピールするために花の周りに少し緑を入れてみましょう。
そうすることで神聖な印象を周囲に与えることが出来ます!
まとめ
結婚式の装花の重要性がご理解いただけたでしょうか?
個人的にはお花は大好きなので、結婚式会場に行くたびに装花がどんなものかを見ることがとても楽しみです。
やはり結婚式の演出においてお花は欠かせないものですよね!
是非とも花嫁さんは自分だけの結婚式にこだわった装花を選んでください。
生涯忘れられない最高の1日をお過ごしくださいませ!