今や洗濯機と言ってもドラム式と縦型、さらに乾燥の有り無しとたくさん種類が出ており、どれが一番いいのかわからない!という方が多いのではないでしょうか。
確かに種類はたくさんありますし、口コミサイトを見ても色んな意見があって混乱するかと思いますが、大事なのは、「どの機能を重視するか」ということです。
そこを見極めることで一番自分にあった洗濯機を選ぶことが出来るはずです!
洗濯機の種類
大まかに分けるとドラム式洗濯機と縦型洗濯機、2槽式洗濯機に分別できます。
このうちの2槽式洗濯機は昔ながらのやつですね。洗濯と脱水をするための槽が分かれているので同時にやりたいという方に人気のシリーズです。
そしてよく悩んでいる人が多い“ドラム式”と“縦型”の違い。
ドラム式は手前に取り出し口があり、ドアの開閉部分も含めて奥行が大きいです。
縦型は取り出し口は上部にあり、奥行もスリムなので設置スペースがコンパクトに済みますね。
では機能としてはどう違ってくるのでしょうか。
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のメリットデメリット
ドラム式と縦型は正直一長一短だと思います。
何を重視するかで選び方が変わってくるのかなと思うのでそれぞれのメリットデメリットについて記載していきます。
ドラム式洗濯機のメリット
とにかく乾燥が上手にできます。
洗濯槽を縦回転させ、衣類をかきあげなたら万遍なく温風を吹き込んでいるので、乾きムラが少なく済みます。
そして重要なのは乾燥中の温風の温度です。
約65度の低温乾燥により衣類の縮みが少ないですし、使用水量、消費電力も縦型に比べるとかなり抑えられるので省エネ性は抜群です。
地域によって微妙に差は出ますが、ドラム式と縦型では洗濯~乾燥まで1回にあたり30~40円程光熱費の差が生まれます。
また、ドラム式の登場から10年過ぎており、最近は機能が安定していること、温水洗浄など機能が充実しているので出来る事が多いことも魅力だと思います。
ドラム式洗濯機のデメリット
見た目のお話でいくと、奥行があるので前に出っ張ってきます。
洗濯機置き場の手前のスペース確保が必要になるので設置の際は要注意です。
機能の話をすると洗濯だけしかやらない人にはそこまでメリットが生まれにくいです。
ドラム式はたたき洗いを中心にやるので、どうしても衣類がごわつきやすいというデメリットがあります。
乾燥を使うと風でブローを掛けながら乾かせるので仕上がりはふっくらなるのですが、乾燥が無ければその効果が生まれません。
縦型洗濯機のメリット
設置スペースを抑えることができます。
さらにドラム式に比べるとこすり洗いがしっかり出来るので泥汚れに強い洗い方ができます。
そして縦型の場合は、容量が選べます。
ドラム式は基本容量10から11kgとあまり容量でのラインナップはありません。
しかし縦型は5~11kgと幅広く容量別にラインナップがあるので、「一人暮らしだから大きいのでなくて良い」「容量押さえてコンパクトなタイプが欲しい」などのニーズに応えられます。
縦型洗濯機のデメリット
ドラム式と真逆で洗濯~乾燥までを毎回使いたいという方にはお勧めしづらいです。
ランニングコストが高いですし、乾燥の温度は約100度とかなり高温です。
もちろん衣類は縮みやすいですし、温度が下がるまで安全ロックが掛かり、蓋が開きません。
そして構造上、洗濯機の底にいけばいくほど乾きムラが起きやすいです。
洗濯槽上部から熱風が出るのですが、洗濯槽は横回転しかできないので上下の入れ替えができないのが難点ですね。
洗濯容量の上手な選び方
洗濯機の要領はそのまま洗濯出来るの物の大きさ(中型以上ならシーツや毛布も可)や量が多いときの回数にも直接影響してきます。
大は小を兼ねるといいますがその通りだと思います。
昔実家で四人家族で安い6㎏タイプを一日二回は回していましたが8㎏タイプにしてから一回で済むようになりました。
自分自身は1人暮らしで8㎏タイプを使っていますが溜めて週末一気に洗濯をするのでもしも小さかったら多分二回は洗濯機を回してたと思います。
無理して大きくする必要はありませんがある程度容量が多い場合家族が増えた場合などに買い替えをせずに済むと言う利点もあります。
大容量化も進んでいるため8㎏、9㎏もかなり価格が下がっているので昔より手に入れやすいと思います。
また容量優先で決める際は置き場の寸法もある事を忘れずに。
お勧めは人それぞれ。必要なものを見極めましょう。
今まで述べてきた通り、結局はどの機能を求めるか、どう使うかで人それぞれお勧めの洗濯機は変わってきます。
言ってしまえば仲の良い友人にとっての良い商品だからと言ってあなた自身にとって良い商品とは限らないのです。
もちろん周りの意見は参考にしつつ、最後はあなた自身の使い方と照らし合わせて、あなたにとって使いやすい洗濯機を選んで頂ければと思います。