車を買い替えたいと考えた時に新車にするか、中古車にするか、思案する事と思いますが、金額的にも大きな買い物になることは間違いありません。 最近では、中古車市場がしっかりと確立しており、価格的にも新車と比較するとリーズナブルになっています。逆に、新車の購入に関しては、誰にも乗られていない新しい車に乗れることが魅力でもあります。新車に買い替えたり、新たなに購入する場合には、車の色、グレード、装備品、内装、アクセサリー等を自由に選べることも大きな魅力であります。しかし、新車だけあり販売店も強気の値段を提示するものです。

ある程度の妥協があれば、中古車も魅力のある車両と言えますし、選ぶ際に抑えておくべきポイントが分かっていれば、新車同様に気に入った車が見つかるはずです。

では、そのへんのカラクリの基本的な部分を伝授致しします。

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「新古車」は「中古車」

メーカー系のディーラー(自動車販売店)に出向くと、たまに「新古車」という表示で売り出した車を目にすることがあると思います。 「新古車」とは「中古車」に違いありません。自動車を陸運局で登録(ナンバーを取得)すると、既に中古車になってしまうのです。「新古車」として売られているのは、ディーラーで「デモカー」や「試乗車」として登録された車両が多いのですが、様々な理由で販売がキャンセルになった車両なども入ります。
走行距離が短く、おおよそですが登録(ナンバーを取得)より、半年までの車両を「新古車」としている様です。

② 「新車」は登録(ナンバーを取得)すると価格が下がる。

「新古車」は、陸運局で登録(ナンバーを取得)した車両ですが、「中古車」になってしまいます。簡単な話ですが、「中古車」になってしまった時点で、販売価格が新車の時よりも2割から3割程度下がってしまいます。そう考えると、「新古車」も新車よりはリーズナブルに買えるということになります。数は少ないですが、特に輸入車(外車)は、「新車」と「新古車」の価格差が顕著で、「新古車」があれば価格的に魅力的なものが多いはずです。

 

③ 「中古車」は、必ず試乗しましょう。

「新古車」にしても、「中古車」の試乗は大切です。中古車販売店やディーラーに出向いた時は、「試乗させて下さい。」と申し出れば、ほとんどが試乗が可能です。見た目ではわからない操作性やクセを見つけることも大切なポイントです。 「中古車」ではたまにですが、ブレーキ音が気になったり、ハンドルを回した際に、クセがありすぎる車両があったりします。 見た目が良くても、運動性能に問題があると感じた時には、買うのを見送るのも勇気です。あらかじめ販売員に事故や故障の経歴を確認し、抑えておくことは大切なポイントです。 高い買い物になるので、販売店の言いなりにならず、確認をしましょう。

④ 同じ車でも、色とグレードで価格が違う

中古車市場では、白系と黒系の車のほうが販売しやすい為、価格が高い傾向にあります。同じ年式、だいたい同じ走行距離でも、5万円程度の価格差があることもザラです。特に国産車では、緑色系や茶色系といった少し変わった色は、万人受けしにくい点から、価格が安い傾向があるのも確かです。 但し、輸入車には、その点があまり考慮されていないのも事実です。イタリア車なら「赤」、高級外車にある「黄色」などがその例です。

⑤ 事故車かどうかの見極め

以前の中古車販売店等では、事故車であることを告知せずに販売するなど、悪意が見られた事もありましたが、最近ではその様な悪質な業者は少なくなったと思います。しかし、油断は禁物です。少し車を知っている人間であれば、必ずボンネットを開けてもらい、止められたネジを確認します。なぜネジを確認するかと言うと、事故や大きな故障があった場合には、ボンネットの中に確認できるバンパーや各種パネルを絞めているネジを外します。そしてその痕跡が見られることがあるからです。特に車両の前部をぶつけたりすると、車の塗装と同じ色がついてるネジが部分的に剥がれていたりします。これが、修理の跡です。

また、車のタイヤの奥を覗くと、サスペンションという部品(バネがついていたり、油圧のシリンダーがあったりします)が見られるのですが、そこにマーカーで何か書かれていたりすると、交換の形跡だったりします。いわゆる足回りの修理がされているのです。

細かくなりますが、ピラーと呼ばれるドア周りのゴムの覆いがあるのですが、そこを外してみて確認する事も大切です。 ドアの枠の金属部分にシワがよっていたり、塗装が不自然になっていたりすると、事故車の可能性があります。

車のトランク内やタイヤハウスの中の確認も大切です。自動車事故は、車両の前部や左右だけではありません。後ろをぶつければ、当然、トランクやハッチバックの開閉に難があったり、部品を交換したりしています。特にトランクやハッチバックの中のネジの部分を見てみると、ネジが交換されていたり、不自然に塗装が剥がれていたりしますので、チャックを怠らないで下さい。

 

⑥ 装備品やアクセサリーは買うときに注文すると得することも

カーナビがついていなかったり、欲しいアクセサリーの付属を中古車の購入を決めた時点で、販売店に相談すると、比較的安く入手できたり、新しいカーナビでも在庫を持っていたりしますので、得する事があります。 必ず相談してみて下さい。

 

⑦ 車両本体価格に上乗せされる登録手数料には注意

大手の中古車販売店で、登録手数料が10万円以上するところがありました。
確かに車両本体価格は安いのですが、乗り出し価格(陸運局で登録や整備費用、車庫証明書の取得、付属品の価格、全て含めたもの)では、20万円以上も上乗せされる事があります。登録手数料が高いと、それが中古車販売店の大きな利益になっているのです。その点を加味して、「車庫証明の取得」等を自分で行うと数万円が特になったりします。最寄りの警察署で、車庫証明の取得方法を聞けば丁寧に教えてくれますし、いろんなアドバイスもしてくれます。

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以上の7つが、中古車購入時のポイントとなります。 中古車であっても大きな買い物をするのに間違いありません。妥協できる部分は妥協してもいいですが、チェックを怠ると直ぐに買い替えないといけない自体になったりしますので、販売店を信じること無く、自分の目で確かめ、納得することが大切です。

私自身、マイカーを新車で買っていましたが、自動車業界に勤務し、車のことを分かってきてからは、中古車が大好きになりました。 自分好みの車両のグレードや内装やアクセサリー、電装品が付属された車両は結構あるものです。

是非、参考になさって下さい。