上の動物園にパンダの赤ちゃんが生まれて、3か月が経ち、すくすく育っている姿がとても愛らしいですね。 赤ちゃんパンダは、ぬいぐるみの様な姿なので、「おうちで飼いたい。」なんて思う人もいるはずです。

パンダの赤ちゃんって可愛いですね。

しかし、、、パンダは、熊の仲間であり、凶暴で無くとも、顎で竹をバキバキーッと割って食べてしまうのですから、油断はできない生き物だと思います。

パンダの赤ちゃんで、上野動物園が注目されていますが、和歌山の南紀白浜アドベンチャーワールドでは、既に15頭が誕生してます。 最初に南紀白浜アドベンチャーワールドで生まれた良浜(ラウヒン)は、今では母親になり、たくさんの子宝に恵まれています。

パンダ 1

 

パンダの生態はまだまだ謎の様。

南紀白浜アドベンチャーワールドには、以前、パンダのバックヤードツアーというのが、有料、限定人数でありました。バックヤードツアーでは、スタッフの方が、パンダの生態や飼育の仕方等を詳しく解説してくれる他、手足をきちんと消毒した後、パンダの飼育舎に入り、間近でケージの中のパンダを見ることが出来るツアーでした。

私と相方がパンダのバックヤードツアーに参加したのは数年前の夏でした。バックヤードツアーに参加するまでの間、お父さんパンダの永明(エイメイ)が外に出てゴロゴロしているのを見ていた時、一匹のセミが永明(エイメイ)の腕にとまりました。 「あっ、セミがとまった。」と言葉が出た瞬間、永明(エイメイ)は、パクッとセミを食べてしまいました。「ええ~、セミ食べたよ。見た?」と相方に聞くと、「うん。。。」と驚きの表情。意外なパンダの行動にとても驚きました。 その後、永明(エイメイ)は、餌のリンゴを食べ終わると、涼しい日陰にゆっくりと移動して行きました。
パンダ 3

 

 

 

 

 

 

バックヤードツアー

パンダのバックヤードツアーが始まり、家族連れに混じって飼育員さんやスタッフさんの話を聞いてました。 パンダの主食は、笹であること。 笹を食べても摂取できるエネルギーは少ないので、パンダの行動半径は小さく、ゆっくりと移動すること。 飼育されているパンダには、笹の他にリンゴなどの果物も餌として与えている事などを聞き質問の時間になった時、聞いてみました。

「さっき、永明(エイメイ)を見ていたら、腕にとまったセミを食べちゃったんですけど。。。」と。

『あ、すごくいいところを見ましたね。 そうなんですよ。セミなんかもパンダは食べてしまうんですよ。 パンダは基本的には、雑食なんですね。 もし目の前にモグラや鳥のヒナなんかがいたら、すかざずパクッと食べちゃうんですよ。 飼育に携わるスタッフは、パンダのフンを毎日観察しているんですが、昆虫の羽がフンに混じっていることもあるので、よくある事なんですよ。最近では、サナギから羽化しようとするセミなんかが食べられているみたいです。 』との解説でした。

よくよく話を聞いていると、野生のパンダを観測していると、動きの鈍い小動物等、パンダが捕食できるものであれば、魚でも鳥のヒナでも食べるようで、そもそも目が悪いので、何か食べたいものを意識しているわけではなく、そこに動きの鈍い小動物がいれば、パクッと食べるとの事でした。 竹を食べている強靭な顎をもっているので、丸呑みの様に食べてしまうそうです。分かっていない生態も多く、昔は、”人を襲い食べた”なんて噂もあったそうです。 大型の動物を襲うのは希だそうですが、機嫌が悪いと乱暴だったりすることもあるようです。

バックヤードツアーの終盤で、ケージの中のパンダに枝に刺したリンゴをあげるのですが、小さめのリンゴをまるまる口にいれ、ゴリゴリと食べる様子は、迫力があり、笹を食べる時には、美味しそうだと思う箇所を選別して食べていました。 また、パンダのフンの匂いを嗅ぐこともでき、匂いを嗅いで見たのですが、新しい畳の様な、若竹の匂いにも似た香りだったことを思い出します。

 

パンダ 2

ジャイアントパンダは、1800年代後半に発見され、現存する哺乳類の中では、比較的最近になって知られる様になった生き物です。中国の山岳地帯に生息していますが、近年の中国の成長に伴い居住区域が狭くなり、保護される様になりました。日本では、上野動物園に3頭(赤ちゃんを含む)、南紀白浜アドベンチャーワールドに5頭、神戸の王子動物園に2頭がいます。
今回、上野動物園で生まれた赤ちゃんは本当に貴重な一頭だと思います。
公開されるのが楽しみです。