日常の中で親類や友人、そして仕事関係者が入院することになるなんてことは珍しくありません。

しかし、お見舞いをするにあたって正しい知識を持っていますか?

 

お花や食べ物に関するマナーは有名ですが、それ以外に関しては知らないという人も多いのでは?

ちなみに私は親戚が入院するまで全く知らず、家族に指摘されて常識というものを叩き込まれました。まだまだ周囲が元気でお見舞いに行く事が少ない若い人ほどそうなのではないですか?

私も入院するような重い病気や事故にあったことがないため、マナーや常識が欠落していたようです。家族に病院関係者がいるというのはとてもありがたいことですね(笑)

 

そこで、今回はみなさんにお見舞いに関する基本的な常識を確認してもらおうと思います。昔と違う部分もあるので最近のマナーを知らないという方も再確認の意味を込めてこの記事で自分の行動を振り返りましょう。意外と間違った行為をしてしまっているかも⁉

お見舞いに行くかどうかを決める基準とは?

お見舞いにはいくほうが非常識である場合もあるというのはご存知でしたか?入院したと聞いて慌ててお見舞いに行ったらその行為が非常識な行動になってしまうなんてことも⁉

そうならないように以下の5つのパターンはお見舞いに行かないのが無難です。

  1. お見舞いが3日程度の短期間入院の場合
  2. お見舞い相手の入院理由が精神的疲労の場合
  3. お見舞い相手が衰弱している場合
  4. お見舞い相手がお見舞いを望んでいないとき
  5. お見舞い相手が異性であり、一人でお見舞いに行く場合

 

入院にも様々なパターンがあります。

1の場合に行くのであればお見舞い品ではなく「退院祝い」を持っていくのが良いでしょう。

また、2~4はお見舞いに行きたいのであれば、それとなく行っていい時期を確認しましょう。ご家族に連絡が取れるのであれば家族の方に聞くのが一番確かな情報源です。本人の体調や意思を確認することはお見舞いに行くにあたって絶対に必要なことです!

どうしてもお見舞いに行くのであれば上記を必ず守りましょう。

そのお見舞い品はNG!お見舞い品の常識とは?

お見舞い品は病院で禁止されているところもあるので、事前に確認することが必要です。とくに注意が必要なのが以下の3つでしょう。

 

  • 生花
  • 食べ物
  • 小物

 

これらには一部NGなものや病院で禁止されているものがあるので注意が必要です。

では、気配りが必要なものについて1つ1つ確認していきましょう。

病院に生花は非常識⁉禁止されている病院も!

病院のお見舞いといえばお花を思い浮かべる人もいると思いますが、それは現代ではNGです!生花は飾っておく期間はいいのですが、夏場などは虫が湧く原因にもなりますので衛生面を考慮して禁止しているところも多いとか。

どうしても生花を持っていきたいという人は事前に病院に確認は必須です。

もし、病院側で禁止されていない場合でかつ生花をお見舞いに持っていきたい人は次の5つのことに注意しましょう。

 

  1. 匂いがきつい花はもっていかない(匂いで気分を悪くする人もいます)
  2. 菊やシクラメンなどの縁起の悪い花をもっていかない
  3. 真っ赤な花はもっていかない(血の色を連想させます)
  4. 鉢植えの花(根付くが寝付くを連想させて縁起が悪いです)
  5. 花瓶が必要になる花(こちらも衛生面への配慮ですね)

このように制約が多いとお花を持っていく事自体をやめるのが無難でしょう。相手の好きなお花やフラワーアレンジメントなどはOKなようですが、生花はやはり避ける方がいいでしょう。

お花を相手に渡すのであればやはり「プリザーブドフラワー」が一番いいでしょう。見た目も綺麗ですし、枯れて衛生面で問題を起こすこともありません。更に病室を明るい雰囲気にしてくれるといいことずくめ!お見舞いのお花は「プリザーブドフラワー」で決まりですね!

食べ物は相手への配慮が必要!一番難しい食べ物のお見舞い選び!!

食べ物に関してもNGなものは多々あります。特に相手が食事制限中だった場合食べ物を持っていく行為自体が地雷行為です!相手の状況はきちんと確認しましょう!

一昔前はフルーツの詰め合わせが定番なイメージでしたが、それ自体がNG行為になる可能性もありますよ!では、食べ物のNGリスト4つを紹介します。

 

  1. 生もの(食あたりなどの新たな問題を起こす可能性があります)
  2. 揚げ物(入院している方は消化器官が弱っている人が多いため)
  3. フルーツ(皮をむく必要のあるものは逆に相手の迷惑になる可能性も)
  4. 食事制限やアレルギーに関連するもの(事前確認は大切です)

 

食べ物をお見舞い品に選ぶのであれば消費期限に余裕のあるものを選ぶようにしましょう。フルーツも完全にNGではないのですが、量や種類に気を配らなければならないのでもっていかないのが無難です。

小物といっても種類は様々⁉NGな小物とは一体?

小物と一言で言われてもパッと思い浮かばないとは思います。簡単に言えば縁起の悪いものはNGということです。スリッパや寝間着といったものは病院に長くいることを連想させるので決してもっていってはいけません。

また、手紙やメールをおくるのも絶対にやめましょう。返信をしなければいけないという相手の負担になります。しかし、どうしても相手に連絡を取りたい場合は存在します。その時には以下の項目に気を付けてください。

 

  • 時候の挨拶を使わない
  • 追伸を使わない
  • 忌み言葉を使わない

 

これに注意すれば手紙も問題ありません。ただし、精神的に消耗している相手に励ましの言葉などは逆効果になりかねません。相手が回復するのを待ってから連絡を取るようにしましょう。

お見舞いはやっぱりお見舞い金!金額の相場や袋の選び方とは?

 

見舞金

お見舞いで無難なのはやはりお見舞い金もしくは商品券でしょう!しかし、金額の相場はいくらくらいなのでしょうか?私の方で調べてみた結果が以下の通りです。

 

親戚:5,000円~

友人:3,000~5,000円

ビジネス:3,000円(連名で渡す場合の1人当たり相場)

 

付き合いの少ない親戚は5,000円程度ですが、近い人だと10,000円以上が相場だったりします。手軽とはいえど、関係が近いほど出費がかさむんですよね。

ちなみに手土産を用意してもお見舞金は必ず用意するものです。手土産があるのであれば金額は相場より少し安くても問題ないでしょう。

 

また、縁起の良くない数字「4」「6」「9」「13」は避けるのが無難です。やはり入院ということ自体が縁起が良くないことなので、きちんと意識しないと相手に失礼な行為になってしまうでしょう。

 

さて、ここで問題となるのが袋です。お見舞いの時に使うものはどのようなデザインのものが正解なのでしょうか?

見舞金2

正解はこちら!水引やのしのついているものはマナー違反に当たるので注意しましょう。上記のデザインも水引ですが、怪我や病気を繰り返さないようにという意味の「結切り(むすびきり)」というものです。こちらを選べば問題ありません。

もしくは無地の白い袋に「御見舞」と表書きをして渡すという方法でもOKです。目上の人に渡す場合は「御伺」と使うのもアリです。

ただし、二重封筒は不幸が「重なる」という意味合いになるので絶対に避けましょう。

 

まとめ

お見舞いに関しては縁起も気にしなければならないので大変です。

特に六曜に関するお見舞いの日付のマナーは知らない人も多いのではないでしょうか?

お見舞いに行くのにもっともよいとされるのはやはり「大安」でしょう。すべてのことが吉となり、上手く事が運ぶという意味合いの「大安」はお見舞いの他にも結婚式などでも重視されていますよね。

 

逆に最もよくないとされるのは「仏滅」です。仏さまも滅してしまうような凶日という意味であり、病気をすれば長引くと言われる日でもあります。また、赤口」の日にもお見舞いに入ってはいけません。「赤口」の意味は昼は吉で他は悪いという意味ですが、赤というものが詩を連想させることからお見舞いでは避けるのがマナーとされています。

 

正直お見舞いに行く事が嫌になるほど面倒なマナーだと思います。しかし、病院側で禁止されている行為以外に関してはあくまで気持ちだと私は思うのです。一般的に忌避される贈り物でも見舞われる側が好きなものであり、喜んでくれればそれでいいのではないでしょうか。

もちろん同室の患者さんに迷惑をかけるようなものはいけませんし、大勢で押し掛けたり大声で話したりすることはマナー違反です。そのような相手への気配り以外にも同室の方への気配りも忘れないで上げてくださいね。

 

病院は何かしらの事情を抱え、回復して元の日常に戻るための人が療養するための施設です。一日でも早く退院できるようにという気持ちが伝わるようにきちんとマナーを守ってお見舞いに行きましょうね。あなたのマナーが悪ければ見舞われる側の常識まで疑われてしまうでしょう。お見舞いに行って相手の評価を落としてしまっては今後の関係にも響いてしまうかも⁉そうならないためにお見舞いに行く前にはこの記事でマナーを復習しましょうね!