冬場になると肌が乾燥して粉をふいてしまう、痒くてかいてしまって赤くなってしまうという悩みがある人も多いと思います。
かゆいけど掻いたらダメって思うので我慢するからストレスにもなりますね。
また夜寝ている時なら、気がつかないうちに掻きむしっていることもあるかもしれません。
乾燥肌からお肌のトラブルが多く発生します。
どうしてもひどい場合は、皮膚科を受診すれば改善するための保湿剤をもらうことができます。
かさかさして痒みや赤みが出たり、ファンデを塗れば粉吹きに悩み、デリケートなお肌は合う化粧品がなかなか見つかりませんね。
どのような化粧品が乾燥肌にはぴったりなのでしょうか?
皮膚科でもらえる保湿剤について
皮膚科でもらうことができる保湿剤には、いくつかの種類があります。
似たようなものはドラッグストアでも販売されていますが、皮膚科でしか処方してもらえない保湿剤のほうが多いです。
医師の指示に従って正しく使うことで乾燥肌を改善に導きます。
白色ワセリン、尿素配合のクリーム、ヒルドイドソフト、アズノール軟膏というものが処方されるものになっています。
アトピー性皮膚炎のかたにもこれらの保湿剤が処方されることがあります。
肌への刺激が少なく、乾燥を予防してくれる保湿剤です。
そこまで重症ではない人はお医者さんに通うほどの重度な乾燥肌でない場合は、市販されている化粧品で保湿成分の多いものを選ぶことで改善することができます。
具体的にはヒアルロン酸や、セラミド、コラーゲンなどを配合しているものが良いでしょう。
その中でもセラミドは乾燥肌の人に不足しているとされている成分ですのでセラミドが高配合されているものを選ぶのが良いです。
乾燥肌はそのまま放置してしまうと、他の肌トラブルになる可能性もあります。
角質が厚くなってしまうのでニキビができたりしますし、毛穴の黒ずみや角栓も目立ってきます。
ピーリングなども定期的に行うことで肌のなめらかさを取り戻すことが可能です。
乾燥肌を改善させてきれいな肌を目指しましょう。
乾燥肌に必要なものは?
乾燥肌の方のお肌に足りないものは、ずばり水分です。
水分が満たされていないお肌はバリア機能も低下しています。
ですから頑張って美容液など良い成分を角質層に届けようと思ってもお肌のバリアが不十分だから留めることもできず、効果を発揮することも出来ません。
お肌の保湿に一番良いとされているのは「セラミド」です。
肌の水分の大半を占めるセラミドを補うことで、細胞の中が水分で満たされます。
お肌の基礎を整えることで、お肌は次第に水分をキープできる状態になります。
まずはセラミド配合の化粧品でお肌を整えることが乾燥肌には大切です。
ひょっとして洗いすぎ?
乾燥肌の方の多くは、何かの事情から乾燥肌になっていると考えられます。
それは元々お肌がデリケートというのもあるかも知れませんし、アトピーの方も乾燥肌です。
その原因に、お肌を洗い過ぎているということもあります。
朝晩と洗顔フォームを使って洗ってはいないでしょうか。
オイル系のクレンジングを頻繁に使ったり、お肌に良さそうだからと石けんで洗顔をしていないでしょうか。
メイクをしていないのでしたら汚れのほとんどはぬるま湯で落とすことができます。
過剰な洗顔により乾燥していることが考えられる場合には、一度洗顔フォームなどで洗うことを止めてみてください。
メイクもできることならできるだけ控えて、お肌に刺激のあるクレンジングを使うことを止めます。
そのうちお肌が乾燥していないことに気付いたなら、それは洗いすぎからくる乾燥肌ということが分かりますね。
乾燥肌トラブルお手入れ方法まとめ
乾燥肌の原因は、元々のお肌の強さ弱さよりも、今までのお手入れ方法に問題があることが考えられます。
使っている基礎化粧品を見直してセラミドを補うことと、洗い過ぎているお手入れを止めてみると、乾燥肌も改善するかも知れませんよ。