花粉症には約50種類ほどあるのはご存知でしょうか?
その中でもやはり代表的なのがスギ花粉です。
スギ花粉のアレルギーの方が全体の約70%を占めるというデータもあります。
原因はやはり日本におけるスギの森林面積が大きいためです。
つまり、日本のどこにいても花粉症からは逃れられません。
求められるのは的確な対策と治療です。
今回は2018年の最新花粉情報と最新の治療方法に関する情報をお届けしたいと思います。
2018年花粉飛散量の最新情報は?
tenki.jpウェブサイトより
2018年の花粉の飛散量は広い範囲で1.5倍と予想されています!
飛散開始時期は平年並みですが、少し前から飛び始めることもあるので注意が必要です。
2月中旬には中国・四国・東海・関東の一部地域で花粉の飛散が始まるようです。
花粉症の対策は1月下旬には始めたほうがいいでしょう。
ただし、ウェザーニュースでは真逆の予測が出ております。
大手2社が真逆の予想をしているだけにどうなるかはいまだにわかりません。
どちらにせよ早めの対策をしておくべきでしょう。
花粉症の症状はどんなもの?
今まで花粉症ではなかったかたも、今年から花粉症になるという方がいるかもしれません。
毎年花粉症患者は増加しているのですから、誰しもが無関係というわけにはいかないのです。
初期は風と勘違いする花粉症の症状ですが、どのようなものがあるのでしょうか?
くしゃみ:立て続けに何回も出る(風邪の場合は立て続けに出ることは少ない)
鼻水:透明でさらさらしている
鼻づまり:両方の鼻が詰まって息が出来ないこともある
目のかゆみ:かゆみで涙が出ることもある
このような症状が出始めたら花粉症の始まりかも!?
早めに病院に行くようにしましょう。
花粉症治療は早めの対策が大事!
花粉症は症状が出始めてから治療するのでは強めのお薬を使うことになり、眠気などの副作用が心配ですよね。
そこでおすすめなのが初期療法です!
花粉の飛散が始まる2週間前から第2世代抗ヒスタミン薬などの抗アレルギー薬を服用し始めます。
そうすることで、そのシーズンを通して症状が軽くなるというものです。
重度や中症状以上の方には効果的な治療法といわれています。
もちろん、これは花粉症であるとわかっている人のための治療法です。
その後、維持療法として医師に自分に合った薬を継続して処方してもらうようにしましょう。
初期療法によって症状が改善した症状を維持することが目的です。
セルフケアではどうにも出来ないため、きちんと医師の診察を受けてくださいね!
花粉症のセルフケアのポイント
花粉症の症状を抑えるためにはやはり花粉をなるべく遠ざける必要があります。
そのために外出する時の服装に気を配ったり、家の中に花粉を侵入させないといった小さな努力を必要とします。
そのポイントを紹介しましょう。
外出時の服装
マスクや眼鏡を着用する
服の素材は花粉が付着しづらいすべすべしたものにする
家の中での対策
帰宅したら外出時に来ていた衣類の花粉をきちんと外で払う
手洗い、うがいをきちんとする
まめに部屋の中を掃除する
空気清浄機を設置する
必要のない窓やドアの開閉を極力控える
こうした小さな努力が症状の緩和に繋がります。
辛い思いをしないためにも是非こうした小さなことから始めていきましょう!
花粉症最新治療方法とは?
最近では花粉症の根本治療に関心が高まっているようです。
注射療法や舌下免疫療法というものを誰もが一度は聞いたことがあると思います。
舌下免疫治療法とはスギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された12歳以上の患者が受けることが出来る治療です。
アレルゲンを含む治療薬を舌下に投与してアレルゲンに対する拒否反応起こす体質を改善していくという治療方法ですね。
幾つかの施設で試みられている治療方法ですが、効果が出る人とそうでない人といるようで、全員に効果があるわけではないようです。
その治療も1年半~という長期間1ヶ月に1度の通院をしなければなりません。
それで治らなかったことを考えると少し不安ですよね。
保険適用にはなりましたが、まだまだ先は長そうです。
まとめ
私は小学生の頃から花粉症に悩まされ、以来ずっと花粉症と付き合いつづけています。
様々な対策を行ってはいますが、やはり効果があると感じているのは病院で処方されているお薬以外ありません。
自分に合った薬が見つかるまでにそれでも5年以上かかりました。
今でも薬で緩和しているものの、完治には程遠いと思っています。
だからこそ、最新の医学での花粉症治療にはものすごく期待しております。
もちろん、食品やサプリメントといったもので治ればそれが一番うれしいです。
実際、べにふうき(緑茶)は少しだけ効果がありました。
今後の花粉症の最新事情にも注目していきたいと思います。