衆議院選挙、自民党の勝利に終わりました。ただし、北朝鮮対策の為の法令整備には、憲法の改変を含め、様々な課題があるでしょうね。 もちろん経済にも影響が出ます。

前回、現状の銀行預金について簡単な解説を致しましたが、銀行の金利は、普通預金金利、定期預金金利、いずれにおいても私たちが期待できる金利ではありません。

時々思うのですが、ATM手数料として、金利よりも大きな額を銀行に支払っているのっですが、ATM等の設置、維持費用にお金が掛かるのも分かりますが、手間をかけATMに出向き、操作を行っているのは、私たち利用者側ですよね。なぜ、利用料でなく手数料なんでしょうかね。

では、私たちが、ボーナスの使い道のを考える時、さて預貯金以外の金融商品、「投資信託」を見ていきましょう。

投資信託は、良く〇〇ファンドとも呼ばれます。金融機関の窓口で、〇〇ファンドという、パンフレットやリーフレットを見かけることもあると思います。一度手に取って、どんなものか尋ねてみるのも良いでしょう。

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投資信託、って何?

近年、銀行やゆうちょ銀行、信用金庫など、あらゆる金融機関で取り扱いを行っている金融商品に「投資信託」があります。一般的な言い方では、「投信(とうしん)」等とも呼ばれています。

皆さんの中にも、「グローバルソブリン」とか「グロソブ」なんて単語を耳にしたり、見かけた人もいると思います。この「グローバルソブリン」も投資信託の商品で、以前、結構売れた商品なのです。特に人気だったのが、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」と呼ばれる商品で、「毎月決算型」と言うように、投資額に合わせて、毎月配当が入るのが魅力的だとの評判だったのです。

「投資・信託」はその名の通り、「投資」を「信託」するもので、「投資を信頼し、託す」という意味です。私たちが、「投資信託」という金融商品を買うときには、「購入代金が投資資金であり、その運用をプロに任せている」、という事なのです。

この運用を行うプロのことを、ファンドマネージャー等と呼びます。

 

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投資信託は、大きく3種類

「債券の投資信託」「不動産投資信託」「株式投資信託」の3つになります。

一般的にではありますが、

リスクが少ないのが、「債券の投資信託」 (ローリスク・ローリターン)

リスクをそこそこ抑えたのが、「不動産投資信託」 (ミドルリスク・ミドルリターン)

リスクが大きいが、リターンが期待できる「株式投資信託」 (ハイリスク・ハイリターン)

という具合になります。

 

 

【債券の投資信託】 の特徴
債券とは、国や地方自治体、企業や特定の事業などが発行する「債券(簡単に言うと借金の証書」を一般の人や企業が買って、元金に金利を乗せて返してもらう商品になります。 基本的には、その性質上、大きく値上がりしたり、大きく値下がりすることは少なく、「利息」や「金利」を安定して受け取れる商品だと理解して頂いて良いと思います。 安定しており、リスクが少ない分、リターンも少ない、と言うのが特徴で、安定した投資を望む方に、おススメの商品です。

 

【不動産投資信託】 の特徴
2001年9月に登場した商品で、リート(REIT)などと呼ばれるので、聞き及んだこともあるかと思いますが、不動産系の投資信託となります。

不動産が投資の対象で、分かりやすく言うなら、実際に不動産を持つことなく、家賃収入等のリターンが受け取れる商品です。 これまでの実績として、不動産投資が対象なので、景気が安定してる間は比較的安定したリターンがあり、リスクも少ない事から注目の商品となっています。「J-REIT(ジェイリート)」なんて呼ばれ方で、テレビなどでも聞いたことがあると思いますが、「J-REIT(ジェイリート)」とは「Japan Real Estste Investment Trust」の略称で、日本語では「不動産投資信託」となります。

 

【株式投資信託】 の特徴
投資の対象が、「株」ですので、日々の値段の上げ下げが、ダイレクトに反映されるのが特徴です。みなさんが直接「株」を購入するのではなく、プロ(ファンドマネージャー等)が様々な考えで「株」を運用する商品です。 リスクの高いのですが、リターンが大きいのが特徴で、経済が順調に成長している最中では、運用成績が他の投資信託より優れていることもありますが、リーマンショック等の様に、金融業界が大きなダメージ受け、株価が大きく下がると、「株式投資信託」の価格も大きく下がったりしますので、「ハイリスク・ハイリターン」な商品だと言えます。

「株式投資信託」には、「日本株」に投資するものと「外国株」に投資するものとがあり、「日本株投資型」は、一部上場の株(大型株と呼ばれます)を運用の中心とするものと、新興市場(ジャスダック市場等)を中心として上場されている株(中小型株と呼ばれます)を運用の中心とするものがあります。

また、「外国株投資型」には、先進国の米国や欧州で上場されている株を運用の中心とするもの(グローバル型)と、新興国で上場されている株を運用の対象としたものに分かれます。特に、新興国で上場されている株を運用の対象としたものの中で有名なのが、「ブラジル」「ロシア」「インド」「中国」の頭文字を取って、「BRICs(ブリックス)」と呼ばれるものです。リスクもありますが、新興国の中でも経済成長が著しい事から、注目の商品でもあります。

 

 

 

 

投資信託のメリットについて

プロが運用してくれる
分かりやすく言えば、1つ目の利点は、プロ(ファンドマネージャー)が運用してくれるという点です。 私たちは、「投資信託」と言う商品を買うだけで良いのです。 購入先の金融機関などからは、定期的に運用報告書等の書類が届き、運用した実績や今後の予想等を見ることができ、運用に不満があれば売却も可能です。

 

少額からはじめられる(10,000円からでもOK
2つ目は、少ない資金から始める事ができる点です。「投資」等と聞くと、100万円とかひとまとまりの資金で始めるものだと思いますが、少額からの「積立」の方法もありますので、時間の経過とともに元金を増やしながらできるのも、メリットだと言えます。

 

分散投資が可能
少ない資金で始められるのと同時に、様々な「投資信託」を組み合わせて購入することが出来たりします。 自分にあった投資信託を選び、吟味し、学びながらできることも特徴で、リスクが付きまとう金融商品を複数持ち、分散投資することで、リスクを抑えたりすることも可能となります。

 

継続投資で長期運用が可能(最大のメリット!)
私たちが、個人で株に投資をする時には、それに伴う知識や情報を自分なりに集めなくてはいけません。特に初めての方であれば、売買に自信がなかったり、少しの利益で満足したりして、どうしても短期的な投資になってしまします。長期運用を考えた場合、個人で株に投資をするには、知識、情報等の面からも、負担が大きくなってしまいます。しかし、「投資信託」であれば、運用はプロに任せたままになるのですから、少ない資金で初め、積立型の様に継続し、分散投資もできますので、自分なりの方法で、ライフスタイル等に合わせて、長期で投資して行くこともできます。

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投資信託のデメリットについて

 

投資信託にはメリットだけではなく、デメリットもあります。

購入時や運用中に手数料が発生
銀行や信用金庫、証券会社、などの金融機関で、「投資信託」を購入する際には、「販売手数料」という手数料がかかります。また購入した後、プロに運用を任せる為の「信託報酬」という手数料がかかってきます。この2種類が「投資信託」の手数料です。

「販売手数料」とは
投資信託を購入するときに銀行や信用金庫、証券会社、などの金融機関に支払う手数料です。購入する銀行、証券会社、郵便局等によってかかる手数料が違ってることもありますので、同じ商品ならパンフレットやリーフレット、インターネット等で確認しておくと良いと思います

「信託報酬」とは
運用をプロに任せているので、その運用会社が行ってくれる資産の管理代金としてかかってくる報酬(手数料)だと理解すると良いと思います。「信託報酬」は、運用の成績によって変化する事があります、特に運用が良ければ高額になる設定だったりしますので、購入時に確認しておく必要があります。

 

また、「投資信託」のなかには、販売手数料を必要しないノーロードファンドと呼ばれるものがあります。 ただし、「信託報酬」のパーセンテージが、他の商品と比較した場合に高いこともありますので、必ずチェックしておく必要があります。

 

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今回は、ここまで。 またボーナスをどう使うのか? を考えるヒントの為に、金融商品の特徴などを紹介します。