女神転生シリーズはアトラスの看板タイトルの一つで、様々なシリーズに派生しています。

種類が多すぎて説明すると長いので簡単に言えば爆発的ヒットを飛ばした「ペルソナ」シリーズもこの女神転生シリーズからの派生作の一つです。
もっともペルソナシリーズはペルソナシリーズとしての人気と立ち位置を確立したので別物とする人もいますが、硬派でダークな女神転生シリーズとライトなペルソナシリーズというすみ分けが出来て来たイメージもあります。

今回紹介する「D x 2 真・女神転生 リベレーション」もそんな女神転生シリーズの1作品です。

「D x 2 真・女神転生 リベレーション」ってどんなゲーム?


女神転生シリーズは「悪魔」になんらかの形で関わった人達が戦いを生き抜く物語、というのが大体のシリーズ作品に共通している事です。

舞台は現代の東京である事が多く、文明が崩壊した世界だったり異世界が舞台になる事もあり、かなり暗いイメージのゲームである事が多いです。
タイトルになっている「女神転生」は1作目のストーリーに由来した物なのですが、後に続く作品も「女神転生」のタイトルがついています。

 

今作も舞台は東京で主人公が所属している「リベレイターズ」という組織と「アコライツ」という組織の戦いが物語の主軸になっています。

主人公の強化はプレイヤーレベルと仲魔(仲間になった悪魔)のレベルアップや召喚、悪魔合体による、上位悪魔の加入等で行います。
戦闘の際、敵の悪魔と交渉をする事で自軍に引き入れるシステム、女神転生ならではシステムも健在で、シリーズ作品を遊んだことがある人ならすんなりプレイ出来るでしょう。

戦闘はターン制のコマンド選択型


戦闘は従来の作品同様ターン制のコマンド選択型になっていますが、ドラゴンクエスト等の物とは違って、画像左上のプレスターンアイコンを管理する事で行動できる回数が決められます。

 

通常の行動は1つの行動で1つ消費して、全て消費しつくしたら相手のターンという具合です。
このアイコンは敵の弱点を突いたりクリティカルを出す事で消費を半分する事が可能になり、1ターンで最高2倍の行動をする事が可能なので、悪魔が持っているスキルと相談して編成をするという戦略が生まれます

上手く行けば一方的に相手を攻撃をして無傷の勝利も可能です。

 

但し、この特性は敵も持っている為、敵がプレイヤーの弱点を的確についてくる場合は一方的に攻撃を受ける事もあるので注意が必要です。

多機能なアジトで悪魔を強化


ゲーム序盤から利用可能なアジトでは悪魔の召喚、悪魔の強化、悪魔の合体と言った、文字通り自分の陣営を強化するシステムを利用可能です。

普通にプレイしていると序盤からそれなりに苦戦をする事もあるので、システムを理解するまでは積極的に利用したいところです。

ショップで各種アイテムや課金アイテム入手可能ですが、それとは別に主にお世話になるのは召喚所・偽神教会・万魔の社の3つです。

召喚所

召喚所はいわゆるガチャです。
課金アイテムを使用してより強い悪魔の召喚を行います。

召喚にはジェムが必要ですが、ストーリーの攻略やログインボーナス等でもらえるのでよほどの事が無い限りは課金しなくても十分です。

偽神教会

悪魔を合体させてより高位の悪魔を手に入れる施設ですが、ゲームをプレイしていてよく利用する施設でもあります。

手に入れた悪魔を自分で組み合わせて合体する手順と、結果から逆引きで合体する二つのやり方があります。Dx2は入手可能な悪魔の数が尋常ではないので長くお世話になります。

万魔の社

万魔の社は

1:捕食で悪魔のレベル上げ
2:烙印で悪魔を強化
3:スキル継承
4:転生でレアリティ(ランク)の上昇
5:覚醒で覚醒スキル習得
6:売却でカルマやマッカの獲得

この様な作業を行う事が出来ます。
偽神教会が悪魔を入手するという形で強化する事に対して、万魔の社は既に持っている悪魔の強化を行う為の施設です。

こちらも偽神教会と同様にプレイしている間は長くお世話になるシステムです。

強化を全くしないと1章の終盤から既に苦戦が免れない状況になるので、早い段階からシステムに慣れると良いでしょう。

アウラゲートやジゴクパーク、その他コンテンツ


マップから移動可能なアウラゲートとジゴクパークというコンテンツが存在しますが、アウラゲートは2章1をクリアしたら挑戦可能になる3Dダンジョンで、合体に必要なマグネタイトやレアアイテムが獲得可能です。
50階層まで存在していて深く行くほどレアアイテムが手に入ります。

ジゴクパークは4章クリア後に挑戦可能な「ジゴクまん」というアイテムを入手できる高難易度クエストです。
ジゴクまんを集める事で「ジゴク召喚ガチャ」を引く事が出来ます。
3つの難易度という名の「ちホ~」があり、進める程難しくなりますが、無課金で高位悪魔を入手が可能なので、積極的に挑戦しましょう。

他に「Dx2デュエル」というコンテンツがありますが、これはゲーム内で唯一の対人コンテンツで、他のプレイヤーと対戦が可能です。
ライトプレイヤーにはうれしい戦闘AIとの対戦も可能です。

D x 2 真・女神転生 リベレーションの評価は?


女神転生シリーズの最新作である本作ですが、思った以上に女神転生しているゲームです。

ただ漠然と進めるとかなり早くから苦戦を強いられると言った様にわりとシビア、しかし理不尽ではない難易度もかなり良いと思います。
女神転生やペルソナシリーズはキャラデザで好き嫌いを判断するにはかなり勿体無い作品ですが、今作もそれに該当します。
大ヒットしたペルソナ4も最初は主人公はバナナマンの日村と同じ髪型とか馬鹿にされていましたが蓋を開けてみればその時点でシリーズ最高評価(3も同じくらいの評価でした)をもらった事もあり、基本無料であればとりあえず手を付けても損はしないと思われます。

 

戦闘システムがターン制バトルでありつつも他作品とは異なり戦略性が高く、上手く悪魔を利用しないと雑魚相手にさえ苦戦してしまうので、お手軽にプレイをしたいという人には向かないかもしれませんが、単純にポチポチするだけで進むゲームに飽きた人には向いていると思います。

気になる所は?

その他に気になった点としては、合体に必要なマグネタイトの必要量が入手量に比べて多い事であり、この部分は正直調整不足感があります。

ガチャの悪魔が無くても攻略には不便しないゲームではありますが、合体の為に作業をしなくてはならないというのは人にどっしりと腰を据えてプレイするのが苦痛な人には向かないかもしれません。

 

また、チャットを非表示に出来る機能が見当たらないのが気になります。
わたしが探すのが下手でない限りは恐らく実装されていないので、チャットが目に付くという人にとっては邪魔です。

但しそれは直接ゲーム内容に対する評価ではなく、付随している物に対する評価であり、ゲーム内容それ自体は非常に良く出来ています。

 

後最後に一点、チュートリアルが長すぎるのはどうにかして欲しいと思ったので、スキップ機能は欲しいです。

戦闘以外は3DCGによる表現が無いので端末にも優しいのは素直にうれしいところなので、とりあえずダウンロードして遊べるゲームです。