女性は年齢を重ねるとより洗練された美しさを持つ人と所謂おばさんと呼ばれる女を捨てたような人に分かれると思うのは私だけでしょうか?
前者は若い頃から努力を重ねてきた結果ですが、後者であってもまだ手遅れではありません!
むしろ今からが取り戻すチャンスだと思います!!
そういったおばさんに見える人はやはり若い頃のメイクの癖が抜けていない。
もしくはシミやシワを隠すためにファンデーションを厚く塗り過ぎて逆におばさんっぽい印象になってしまっている人が多いのです。
そんな人も年相応のメイクをするだけで全く違った印象を相手に与えることが出来るんです。
今回は中高年のためのメイク方法を紹介していきたいと思います!
年をとるとお肌が変化!どう変わる?
人間は年をとるとどうしてもお肌に変化が訪れるもの。
大体の目安として40代くらいからその変化に気付く人も多いでしょう。
目元のしわや口元のほうれい線。
皮膚は全体的に下垂れ下がり、目と眉の距離が離れてきます。
さらに、頬の位置も若い頃より下になっていることに気付いているでしょうか?
また、肌の色はピンク色からやや黄色みががかった色に変化するので、ファンデーションの色が若い時と変わらないという人は顔だけが白くなっている可能性が高いですよ!
そのようなお肌の変化に合わせて化粧品やメイクも変えていかなければなりません。
では、具体的にどのように変えればいいのでしょうか。
中高年の女性のためのメイク講座!ポイントごとに解説
お肌の変化に合わせたメイクは具体的にどうすればいいの?
そんな疑問にお答えするべく、1から紹介していきたいと思います。
下地
ここでのポイントは下地の色です。
年をとって黄色みがかった肌に黄色を塗るとより黄色に見えてしまいますし、ピンクを塗れば顔だけ白く浮いてしまいます。
そうならないために選ぶべき色はずばりオレンジ色です!!
適量を手に取り、優しく塗り広げていきます。
この時にこすったりすると摩擦で色素沈着が起こることがあるので絶対にやめましょう。
ファンデーション
そして、ファンデーションにも注意が必要です。
色は肌に合わせて選べば問題ありませんが、問題は塗り方です。
スポンジにファンデーションを付けた後、一度スポンジをならして整えましょう。
そのまま塗るとムラになってしまいます。
そしてここでのポイント!!
ずばりシワやほうれい線の部分はあえて薄くすることです。
ファンデーションを厚く塗ることではじめはとても綺麗なのですが、時間がたつと逆に厚く塗った部分がひび割れてしわを目立たせる結果に…。
これでは逆にふけて見えてしまうんですよ。
そうならないためにあえてファンデーションを塗った後にシワのある部分を軽くふき取ると良いでしょう。
そうすることで-10歳肌も夢じゃない!?
アイブロウ
こちらは中高年でよくやりがちなのがアーチ形にくっきりと書いてしまうことです。
それでは垂れ下がって眉と目に距離が出来た中高年の顔つきには逆効果!
逆にアイブロウは実際の眉毛よりも少し下めに入れることで目と眉の距離が近づき、若々しく見えるでしょう。
アーチ形ではなく直線型の方が印象はいいでしょう。
眉山を目じりから3分の1のところに作ると綺麗な眉の形に仕上がりますよ。
チーク
こちらはピンクとオレンジの両方を使っていきます。
はじめにオレンジ色のチークを塗っていくのですが、塗る時にポイントが!!
チークをブラシにつけた後、一度ブラシを上に向けてトントントンと叩いてください。
そして、ブラシの毛についた粉が中に入ることでつきすぎたりせず、自然に肌に色を付けていくことが出来ます。
そして、チークを淹れる場所は目の1~2㎝下のところからです。
先ほども書きましたが、年齢を重ねることで頬の頂点も下がっているのでそこを基準にするとかなり下の位置にチークを塗ることになってしまいます。
それをするとより年老いて見える原因に!?
そこで、ピンクのチークを少し上めのところに塗ることで頬の位置を高く持っていきましょう。
そうすることでより若々しい印象を周囲に与えることが出来ますよ。
口紅
口紅に関しては日頃のケアが大切です。
唇のしわが目立たないよう日頃からリッププランパーやスクラブできちんと手入れをしておきましょう。
色は赤い色を塗るのではなく、ベージュピンクやオレンジ系の肌馴染みの良い色を選択しましょう。
塗る時はリップライナーできちんと周囲を囲むことを忘れずに!
また、グロスなどでテカらせると下品に見えてしまうことから、より自然に色づけるということを意識したメイクにしていきましょう。
ここまで説明してきてあれ、アイメイクは?
と思われた方もいるでしょう。
アイメイクに関しては、中高年女性にオススメなのはずばりつけまつげです!
もちろん、若い人と同じようにバサバサのまつ毛を選ぶのはNG!!
中高年の女性が選ぶべきはより自然なつけまつげです。
きちんとはり付ける前にハサミで長さを調節し、はり付けることで上手に仕上げることが出来ます。
それだけすればアイライナーやアイシャドウといった余計なメイクはしなくても特に問題ないでしょう。
むしろやり過ぎてけばくなってしまう可能性があります。
中高年になってまでつけまつげって…と思われたあなたも是非一度お試しください!
意外と自然な仕上がりで、かつ若い印象を与えるメイクが簡単にできちゃいますよ♪
まとめ
ここまで説明してきたNG項目に心当たりがある人はすぐに改善しましょう!
いつまでも若い気持ちを持つことは良いことですが、お肌はいつまでも若いままではいてくれません。
若作りをしたメイクをしようとすれば、逆におばさんっぽい印象になってしまい、実年齢よりも上に見られてショックを受けてしまうかも。
そうならないためにも、きちんと自分の年齢肌を受け入れましょう。
それが、おばさんっぽさから脱出するための第1歩になるはずです。
年を重ねても見た目も気持ちも若くあるために是非とも実践してください!
もちろん、スキンケアを欠かさずに行うことも大切ですよ。
そうすることで「もう年だから」と諦めていた悲しい気持ちがなくなり、自信を持てるようになることは間違いありません。
今まで着たいと思わなかった服も切れるようになっちゃうかも!?
メイクはそうした女性に自信をつけるためにするものだと私は考えています。