

お子さんの成長が1番期待できるのは、子供が野球に興味を持ったからです。
まずは、お子さんが興味を持たないと真剣に取り組む事は無いと思います。
真剣に取り組めなければ、成長度は少なくなってしまいます。
そこで重要なのが、やりながら楽しさを覚えさせたり・興味を持たせるという事です。

「なぜその指導をするのか」をわかっていないのに指導をしていませんか?
今まで自分が教わったことをただ教える。
指導書を読み勉強することもなく、子どもの心理を勉強することもなく、経験則のみで子どもに指導する人がいます。
気に入らないことがあれば怒鳴り、子どものせいにする。
「なぜ言う通りに動かないんだ?!」という言葉がでるというのは”言う通りに動いてくれるような指導ができていない“証拠であることに気づいていません。
また必要がないことを教えたがる人は、子どもたちにとっていい迷惑です。

悪い指導法
- その場ですぐに怒鳴る
- ミスをした選手に練習をさせなくする
- ミスした選手をそれを理由に交代させる
以上のような指導はNOです!今すぐやめましょう。
ミスをした事、エラーをした事に対して、頭ごなしに怒鳴ったり、それに対する報復のような行為をしたりすることは、子どもにミスへの恐怖心を植え付けてしまいます。
野球にミスはつきものです。
子どもがミスに怯えて消極的なプレーをするようになっては、いつまでたっても上達しなくなってしまいます。
ではどうすればいいのでしょうか?
良い指導法
- どうしてミスをしたのかを説明させ、どうするべきだったか教えてあげる
- 次に同じミスを繰り返さないためにはどうすればいいのかを教えてあげる
子どもは、どうしてミスをしてしまったのか自分でわかっていないことが多いです。
それを怒鳴ったりせず、わかりやすく教えてあげるのが、指導者の重要な役割なのです。
また、ミスをしてしまったことでなく、次に同じミスを繰り返させないことの重要性を教えてあげて下さい。
打つこと、捕ること、投げること。
ただその楽しさを忘れさせないようにすること。
これが子ども達のモチベーションを維持させる1番大事なことだと考えています。
「英語では、Do Baseball じゃなくて Play Baseball っていうんだよ。だから、グランドでは思い切り遊びなさい。」
少年野球コーチングにおいて、良い指導法と悪い指導法を紹介させていただきました。
是非、こちらもライバルチームの指導者より先に、ご覧になることをお薦めします。参考にしてみてください。

野球では、守備においても攻撃においても一歩目が大事と言われています。
これはこのアップにおける“ダッシュ”の積み重ねによって培われる部分が大きいので、子供たちにはその必要性を都度説きながら練習します。
“なぜこの練習をやるのか?”を理解させてからの練習でないと、つらくて苦しいばかりの練習になってしまい、子供たちがついてきません。

ヒットを打つために必要なことは、曖昧な技術やメンタルではなく、ボール球に手を出さず同時に打てる球を見抜く「見る力」が鍵となります。
メジャーリーグで、打者はストライクゾーンに投げられたボールに対し、65%以上の割合でスイングを行い、ボール球の約70%を見送っています。
打率アップには、バッティング技術を鍛えるだけでは限界があり、選球眼(ボールを見極める力)を鍛えることが重要だということがわかります。
とくに視線が一番離れる外角のボールを見極めるチカラが必要です。
選手の能力を把握する際、対戦チームの能力に左右されやすい打率や三振数、四死球数で判断するのではなく、見極率やコンタクト率を評価の一つに組み込むことで、新たな才能の発見に繋がるかもしれません。

甲子園や全国レベルのチームの指導者の話を聞いていますと、能動型組織の年代は強いと言います。
持っている才能や実力が他の年代より低くても、自ら考える事で粘り強さが生まれ、試合に負けても「負け」から学ぶ事が圧倒的に多いそうです。
その繰り返しがチーム力を上げていく事に繋がると実感しているそうです。
チーム作りはとてもエネルギーのいるものですが、一度上手くいくといい循環が生まれます。
子ども達が立派な大人になって欲しいと願っている保護者や少年野球の監督さん指導者は多いはずです。
できない子供達を非難したり暴言を吐いたり怒鳴ったり、保護者と監督でお互い批判していても建設的ではありません。
お勧めの指導法でチーム組織の作り方で改善される事があるかもしれません。
ぜひ、こちらをご参考にしてみてください。