可愛いお子さんがやっと七五三を迎えるまで成長したことは、親御さんにとってとても嬉しいことですね。
でも、色々用意があるようで、どうしたらよいか迷うことも多いでしょう。
着物は作るか、借りるか、子供が疲れるから写真を撮る日と神社にお参りする日は別の方が良いか・・・?
お子さんが疲れないやり方をご紹介します。
小さなお子様を持つご家庭にとって、日本の伝統行事「七五三」は一大イベントです。
ですが、実際年齢が近づくと「何をどう始めたらいいのか」と準備に躊躇してしまうこともありますよね。
計画の立て方から、スケジューリングに関するご質問にお答えしようと思います。
七五三は、子どもの成長を願って行う行事。
そのために親になったら、子どものために、神社に行って御祈祷をあげてほしいという人は少なくありません。
でも実際にはどうする?と疑問を持つ人も多いのです。
七五三はいつか?時期については、やはり11月?
毎年この時期は、神社は「七五三」参拝客であふれかえるものです。
それにつられてやはり11月か、と思うのですが、実は神社さんでは七五三のご祈祷はほぼ年間を通して受け付けているところがほとんどなのです。
よく、「海外在住だから、それに合わせて一時帰国する」なんて話も聞くのですが、こういう場合は夏の休暇などを利用してお参りしても、何の問題もありません。
私の娘は11月15日生まれ。
まさに七五三の日生まれです。
このようにこの11月15日前後に七五三を行う人が圧倒的に多いです。
その前後の週末を目安に予定するといいですね。
いつから準備を始めるべき?
実は、「事前準備対策」の柔軟な現代日本においては、いつから始めるべき…といった明確なラインはありません。
お子様が生まれた時点で、お宮参りの写真取りをかねて写真館のリサーチを始めても何も問題はないのです。
それを夢見ることでお父さまお母さまの気持ちが和むなら、大いに前倒ししてもらっても良いのでは。
あるいはお嬢さんが2歳、坊ちゃんが4歳のお誕生日を迎えたあたりで、漠然とでも計画をたて始めるのが妥当でしょう。
御祈祷を受けるのに、予約はいるか?
これは是非予約した方がいいです。
大人だけならば、多少待ち時間が長くても問題ありません。
しかし、子どもが一緒です。
待ち時間が長いと退屈にもなるでしょう。
そして慣れない着物などをきていると疲れて眠たくなってくることもありますね。
また11月と言えば、これから寒くもなってくる時期です。
そのため場所によっては冷えることも考えられます。
七五三の写真は取るべきか?
七五三のシーズンになると、数多くの写真屋では、七五三用のキャンペーンを行っていることが多いです。
着物を自由に取り換えて試着をしたり、そして写真を撮ることもできます。
またいつもよりセット価格で安く写真を撮ることもできます。
そのために、記念に残したいと考えるならば、是非写真を撮ってみてはどうでしょうか?
でもこの場合は、神社にお参りした人は別の日がいいです。
なぜなら子供と一緒の場合は、突発的なこともあるので、時間の正確な予定を立てることができないからです。
日を改めてとることにより、余裕を持って写真撮影に臨むことができます。
七五三は子どもの成長にとって、重要なイベントです。しっかり調べて親子で楽しみましょう。
七五三は写真撮影とお参りは同じ日に!?お参りと写真、スケジュールは?
親心としては、立派に正装した我が子が神社にお参りするのを見たいものですが、実際子どもの側からは「歩きにくい」「きつい」と、不機嫌の原因になることも少なくありません。
写真スタジオでは、着付け・撮影の後にお参りのお出かけコースを設けている所が多いのですが、このフルコースはお子さんにとってはかなりの負担です。
おすすめは「スタジオで張り切って素敵な衣装を満喫!」し、別の日に「少しフォーマル目な、いつものお洋服」で参拝する、というのが、お子さんにとっては一番楽なやり方でしょうか。
七五三の主役はお子さまです。
当日、とびきりの笑顔を見るためにも、余裕ある事前準備の計画と、無理のないスケジューリングで心穏やかに迎えましょう!
総て1日で終わらせる
七五三は女の子の場合3歳ですから、撮影とお参りは別の日の方が良いと思われがちですが、撮影場所を自宅のそばかお参りする神社の近くにすれば、疲れることが少ないです。
着付けや髪型も撮影するスタジオでしてくれるところが多いので、美容院に行かずに済むことも多いです。
着物?洋服?
3歳の子の場合は、足袋と草履は歩きにくいので、洋装でするのも良いでしょう。
被布を着る期間は短いので、折角買ってもあまり着る機会がないので、親戚で友達同士で被布を回し合って着るのも良いでしょう。
5歳と7歳の子は現在殆どの子が着物を着ます。
お母様も着物を着て一緒に記念写真を撮ることも多いです。
着物は買ってしまっても、毎年お正月に着られます。
ただ、4,5年しか着られないので、私は自分が七五三で着た着物を娘に着せました。
このように、親の着物や羽織袴があるなら、クリーニングに出してお子さんに着せることが出来ます。
特に男の子は家紋が入りますので、気になる方は自分の家の紋で誂えた方が良いでしょう。
我が家も主人は昔袴を履かなかったのですが、うちには男の子が2人いたので誂えました。
全部レンタル
着物のレンタルは借りられるスタジオで髪型からお化粧、着付けまで全部してくれる上、お参りにも着て行けるようになっているので、一番楽です。
写真を撮り、お参りが終わった後、おじいちゃまやおばあちゃまとお食事をしてから返すことが出来、何より母親が着物や羽織袴の後始末をしなくて済むという利点もあります。
お子さんの年齢次第では、2人一緒に七五三を迎えることもあるでしょう。私も2人一緒にした上、生後8か月の下の子までいたので、着付けは母に来てして貰いました。
母親に着物をレンタルするスタジオもありますから、お母様が着付けをして貰っている間など、やはりおばあちゃまの助けがあると、とても助かります。